第65回 人間からゾウに生まれ変わった魂Ⅰ
ゾウは非常に霊性の高い動物です。動物たちは様々な種を体験する輪廻転生の中で、最終的にゾウなどの大型の草食獣やイルカやクジラなどの海獣類に生まれ変わり、人間としての人生を始めます。
I動物園の雌のゾウHさんは、過去世ではスリランカの象使いの男性でした。Hさんは過去世において、代々続くゾウ使いの家に生まれ、幼いころから厳しい父からゾウ使いの教育を受けるのでしたが、父のことが理解できぬHさんはゾウ使いの仕事に愛情が持てず、やがて家を出て町で放蕩生活を送るようになります。しかし、町でも結局生きてゆけず、家に戻り、嫌々ゾウ使いになるのでした。ところが、どうしても父のようにゾウを愛し、理解することが出来ず、自分の不満や苛立ちをゾウたちにぶつけてしまうHさんは強い劣等感を覚えながら自暴自棄な人生を歩んだのでした。Hさんは、ゾウたちが自分と父を比べて馬鹿にしているような気すらして、鍵ヅメでゾウたちの脚などを傷つけ、心無い言葉を浴びせていました。そして、Hさんは多くのゾウを傷つけた結果、今世は自らがゾウになって彼らの気持ちを理解するための体験を行っているのです。

