アニマルブログ

アニマルブログ

アルケミスト・オーストラリア支部の近藤夫妻が
豊かな大自然と動物たちの情報をご紹介します!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東北地方太平洋沖地震により被災された皆さま、その家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。ここオーストラリアからも被災地へ向けて、エネルギーを流させて頂いています。


◆ブラックスワン(Black Swan)
前回のオーストラリア便りでもご紹介しましたが、2月上旬、こちらへ高江洲先生たちが取材旅行に来られました。滞在中、高江洲先生が、卵を孵化中のブラックスワン(和名:黒鳥)とコミュニケーションしたところ、「20 日後に卵がかえるので、それを見に来て下さい」と言われたそうです。それからきっちり20 日後、支部の任務(?)として現地へ行ってきました。同じ場所でブラックスワンはまだ卵を暖めていました。途中、クチバシで卵を動かして様子を確認していました。そろそろ生まれるのだと思います。ちょっとせっかちな我々の姿を見て、お母さん鳥はちょっと焦り顔でしたが、また会いに来てくれたのが嬉しそうでした。日中の日差しが強い中、大変だなと思います。お父さん鳥は遠く離れた池の端で、ひとり優雅に食事中でした。


blackswan-3a.jpg
<池の畔で卵を暖めて疲れ果てているお母さん鳥>

blackswan-4a.jpg
<お腹の下に卵が見えます>


そばでその様子を観察していると、近所に住んでいるとおぼしきおじさんが、「もう生まれた?」と聞きながら近づいてきました。きっと近所の人々も知っていて、赤ちゃん鳥が生まれてくるのを楽しみにしているのだと思います。


<動画:卵を抱えたブラックスワン>


その翌週、再び訪れました。4個の卵のうち2羽が孵って、元気にエサを食べていました。お母さん鳥は、「ほら、ほら、見て。こん
なに可愛いでしょ!」と得意げにヒナの姿を見せてくれました。前回、疲れ果てていたお母さん鳥の毛艶も良くなっていました。子
どもとエサを取り合っている姿が意外で、ちょっぴり可笑しかったです。お父さん鳥は、他の鳥が近づくと威嚇して家族を守ってい
ました。

blackswan-6a.jpg

<親鳥に守られて草をほおばる赤ちゃん鳥たち>


blackswan-8a.jpg
<自慢顔のお母さん鳥とお澄ましの赤ちゃん鳥 / 池の親子でスイスイ>



<動画:ブラックスワンの親子>

池の畔にあった巣の跡はきれいになっていたので、公園を掃除する方が片づけたのでしょう。地域で暖かく野鳥を守っているように感じます。人間がエサをあげたりして、完全には野生とは言えないのでしょうが、人と動物が共生しているようで、素晴らしいなと思います。人も動物も、新しい生命の誕生というのは、嬉しいニュースですね。それにしても、人が簡単に近寄れる場所に巣をつくるなんて、ここは人も動物も大らかだと思います。高江洲先生も、日本ではこのようなことはあり得ないと仰っていました。

Tadashi
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

T&H Therapeutic Healing - Alchemist Australia Branch -
近藤夫妻のブログはこちらから!>>

コメント
名前
メールアドレス
コメント

  

トラックバック

http://www.alchemist-japan.co.jp/nmt/mt-tb.cgi/1616

この記事へのトラックバック一覧