アニマルブログ

アニマルブログ

アニマルコミュニケーションカレッジ10回目授業のコミュニケーションのモデルになってくれた猫の幸太郎くん。
本日は幸太郎くんのコミュニケーションの一部をご紹介させていただきます。
 
幸太郎くんは現在11歳、アニマルコミュニケーションカレッジの講師をしているIさんの家族です。

20130223-1.jpg
 
Iさんにとって幸太郎くんは、素直でとてもかわいい存在だそうです。ただ、ときどき年上のさくらちゃん(アビシニアン)を攻撃するような行動をとることを気にしていました。
 
Iさんが幸太郎くんのことを話している時、幸太郎くんは急にサークルをよじ登ろうとしました。
高江洲先生はそんな幸太郎くんの行動を見て、Iさんに伝えました。
「幸太郎くんは今こう言っています」
『ちがうんだ、そうじゃないんだ、パパにわかってほしいことがあるんだ』
 
Iさんご夫婦が攻撃とおもった幸太郎くんの行動は、実はさくらちゃんを慕う幸太郎くんの思いのあらわれでした。幸太郎くんはずっと一途にさくらちゃんを思っていたのですが、さくらちゃんはいつもパパとママのことを思っていたので、幸太郎くんの思いに気がつきませんでした。そして切なくなって行動にでてしまっていたのです。ただ「好き」という気持ちをさくらちゃんにわかってほしかったのです。

20130223-2.jpg
 
高江洲先生はIさんに、幸太郎くんの気持ちをさくらちゃんに伝えて欲しいといいました。
高江洲先生がIさんに話をしているとき、幸太郎くんはじっとIさんを見つめていました。
幸太郎くんの行動が攻撃ではないと知ったIさんは、家に帰ったらさくらちゃんに伝えることを約束してくれました。
 
さくらちゃんが幸太郎くんの気持ちに気がついてくれたら、幸太郎くんはきっとうれしいに違いありません。
また自分の気持ちと行動の意味を大切なパパとママが知ってくれたことは、幸太郎くんにとって、とても大切なことでした。

20130223-jpg
 
※今回の授業ではさくらちゃんと幸太郎くんが、それぞれの思いを伝えてくれました。
Iさんはふたりの気持ちを深く理解され、とても大切におもってくれました。
 
生徒さんは、今回のさくらちゃんと幸太郎くんのコミュニケーションとおして、多くのことを学ばれたとおもいます。
Iさん、さくらちゃん、幸太郎くん、本当にありがとうございました!
心から感謝します。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
◆今回アニマルコミュニケーションのモデルとなってくれたさくらちゃんと幸太郎くんのパパIさんより、コミュニケーションの感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。
    
<動物さんたちは一途な愛情を飼い主に向け、いつも私たちに話しかけ、問いかけてくれている>
今日のカウンセリングを受けて、かくも動物さんたちは一途な愛情を飼い主に向け、いつも私たちに話しかけ、問いかけてくれているのだということを思い知らされました。そして、動物さんたちの私たちに向ける愛情には勝てないということ、自分の思いを一方的に伝えることはあっても、動物さんの気持ちや心にどれだけ耳を傾けていないかということも、改めて思い知らされました。飼い主として全然成長できていない自分が恥ずかしいです。
今日、髙江洲先生からさくらのメッセージを頂きましたが、一生の宝物になりました。
学生の皆さんも、さくらと幸太郎のために真摯にコミュニケーションをして下さり、優しい気持ちと温かい気持ちが伝わってきて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
普段私はドッグトレーナーとして、犬の「行動」に目を向けていますが、もっと犬の「心」に目を向け、コミュニケーションを行っていきたいと思います。もちろん家族である五人の猫たちにもです。

コメント
名前
メールアドレス
コメント

  

トラックバック

http://www.alchemist-japan.co.jp/nmt/mt-tb.cgi/2121

この記事へのトラックバック一覧