−生きるうえで大切なことー 365日のメッセージ 私たちにとって最も重要な「生きる意味」や「自分自身の今世の使命」。その答えとなる神聖で素晴らしいメッセージがいつも私のもとに届いています。 メッセンジャーとして、リアルタイムに皆様にお伝えしています。

第20回人生の計画はいつ、どのように行われるのか3

 前回はどのようにして人生の計画書が作られるかについてお伝えしましたが、今回はそれが現実生活でどのように活かされるのか、私の経験を交えてお伝えしたいと思います。
 我々は過去世の体験に基づいて、自らがシェアリングソウルメイトと協力のもと、計画書を作成しますが、その計画書による束縛や規制はほとんどなく、あくまでも自分自身の自由意志に基づいて歩という形をとりながら、生まれ変わった人生において中間世で作られた計画書をまったく忘れたかのようにしながら人生を歩んでいくのであります。
 また、忘却の幕がなければ、私達は中間世で作られた計画書をまるごと覚えているわけですから、ほとんど解答の付いている試験問題のようになってしまい、自らの努力と力で解決するという喜びを持てずに終わってしまうのであります。
 実際私も、生まれてから二十歳ごろまではまったく精神的な世界や宗教的なことには興味がなく、ごく普通の平凡な人生を送っていたのでありますが、大学受験を何度も失敗するという経験や精神的な不安定さ、心の弱さなどを次第に痛感してくるようになり、その自分の失敗や弱さも、体験のおかげで本来歩むべき道である精神性の道へ、フォーカスすることができるようになり、今までの人生とは全く違った道へ進むことができるようになったのであります。
 特に25年間にわたるクリスチャン生活は私にとって多くの学びを得ることができました。自由奔放で、どちらかといえば直観型の私にとっては、クリスチャンという生活の中で、神に対する信仰心、忍耐、組織の中で自分の感性を充分に生かせないもどかしさ、などなどを体験しながら、より本来の自分にあった精神的な道を歩むための善し悪しを経験として教えてもらったのでした。
 私としてはその当時は自分の人生はこの道を歩むしかないと考え、心から信じて25年間、過ごしてきたのでありますが、常に心の中に寂しさと深い満足という経験は得られず、次第に心の奥底で「たぶん自分はこの方法では精神的な道を続けることはないであろう」という思いが強くなっていくのでした。
 そして、34歳の時に体験した突然の妻や二歳半の娘との火災事故による別れは、私の中に強烈な衝撃と本来の道を歩まなければならないという教訓を与え、悩みに悩んだ末、一度死んだと思えるような経験をした私は、再び命を生きながらえたのなら、本当に自分の道を歩まなければならないという気持ちがわかき上がるのでした。
 その後人生は今までとは比べようのないほど、次々とめまぐるしく変わり、気がついた時には私のなすべきことや、今世、行わなければばらないこと目標、使命に気づくようになってきたのであります。
 そこに至るまでの数年間は、まるで嵐に巻き込まれた小舟のようであり、体験的には本当につらくて逃げ出したくなることもたびたびあり、さらにこれまで行なってきた事や、自分が目指してきたことが間違っていたのではないかという疑念が湧きあがり、もうこれ以上、一歩も前に進めないという気持ちにさえなったのでありました。
せっぱつまった私は、本当に間違いのない人生を求めるために、それまで外面的で、世の中で認知されている宗教よりも、自分の本当の生き方や目標を見出すために、深い自己の意識や宇宙の大いなる存在からの神聖なメッセージを受け取るための作業をはじめるようになっていくのでした。
 それまでは、与えられた信念体系や戒めという規則に則って道を歩めば必ず天国に行けると信じていたのですが、本当の天国は地球から遠く離れた誰もわからないどこかの星にある天国というものではなく、自分の心の在り方で、まさしく天国にも地獄にもなりうるということがわかったのでした。
 それからそれまで神はひとつであり、それ以外のものは神ではないという教えや自分の信念は、大きく変わっていき、特にインドにおいて霊性修行をはじめるようになると、実に多くの神々が宇宙に実在し、その神々が協力してすべての生命を導いているのだと理解できるようになると、ようやく私の心の中に間違いない道を歩もうとしているという実感がわいてくるようになるのでした。
 その後、直接様々なメッセージを受け取ることができるようになった私は、自らの何世代にもわたる過去世を高い存在から教えられ、その流れのもとで自らが今世、どのように歩もうとしているのか、何を果たそうとしているのかを幻ではなく、現実のこととしてはっきりと知ることができるようになり、ついに中間世における自分の作り上げた今世の計画書を垣間見ることができるようになり、ようやく私は今、自分の計画した道を間違いなく歩んでいるのだという安心感と満足感に満たされるようになるのでした。
 なぜ、私は忘却の幕を通過して、通常ではなかなかあり得ない自らの作り上げた計画書や人生の目的を知ることができたかということは、次回のブログでお話したいと思います。

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