第172回 オーストラリア取材旅行 ⑤

~オーストラリア・ズー~


オーストラリア・ズーでは、楽しいプログラムが色々あり、たくさんの動物に会うことが出来てとても幸せでした。


私にとって、今回の旅の一つの大きなテーマは、有袋類とのコミュニケーションでした。しかし、どうしても彼らとの対話するためのエネルギーラインがなかなか繋がらず、コミュニケーションは難航しました。特にコアラとのコミュニケーションは難しく、どんなに意識を送っても、彼らの返答や反応は得られなかったのです。午前から来ていたのに、気持ちをつかみ取ることができないまま、とうとう、気がつけば午後3時になっており、まったくわからない状態になってしまいました。


しかし、最後まで散々悩んだ結果、オスのコアラの「トライ」とようやく繋がることでき、その思いを聞いたとき、なぜこれほどまでにコアラとのコミュニケーションが難しかったのか、という謎が解けました。


彼らとのコミュニケーションが繋がりにくい理由、それは彼らが余りにも感情的に傷つきやすい動物だからです。有袋類は、感情をつかさどる第二チャクラというエネルギーポイントに袋があり、その部分が哺乳類に比べて繊細なのです。


有袋類が繊細ということに、ピンとこない人もいるかもしれません。私自身も何度呼びかけても反応がないあまり、彼らは鈍いのではないかと思ってしまったほどです。しかし、彼らは変化を好まず、傷つくことを恐れるあまり、絶対に外部からの影響を受けて傷つかぬよう、オーラの中に強力な防御システムを作っていたのでした。


有袋類は、袋で子どもを育てますが、その時に、感情が傷ついたり、或いは何かショックを受けたりすると、それがダイレクトに大きなショックになってしまったり、寿命を短くしてしまう原因になるのだと、コアラのトライとのコミュニケーションで教えてもらいました。


彼らにとって心を乱されること、感情を傷つけられることは、生命に関わる重大な事態です。ですから、彼らは自らを守るために、完全に心を動かさないように感情を殺すという形をとって、安全に生きながらえようとしたのです。それが、コアラという種のエネルギー的な特徴であり、彼らは「維持・メンテナンス」の人生をとても強く望んでいることが分かりました。


人とコアラとの関係を見ると、実は、ヨーロッパ人の入植以前から、オーストラリア先住民はコアラを食糧としていた歴史があります。そして、ヨーロッパ人到達の植民地化以降、コアラの毛皮をとるために狩猟が行われ、コアラは乱獲されその数は激減しました。


攻撃するすべも逃げるすべも知らなかったコアラは、その時代をただひたすら黙って耐え抜いたのです。彼らの可愛らしい姿の裏には、必死になって耐え忍ぶ力が隠されていたのでした。

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