かつて古代の神々の世界でも、騙(だま)しや裏切りがありました。
そのため、怒った神々は地球の大地を切り裂き、
大陸が分かれてしまったという話があるのです。
騙された神々は大地を切り裂きましたが、
騙した神々はどこにいったのでしょうか。
騙した神々は、地底の奥深くに閉じこめられ、
燃える硫黄(いおう)の海の中で苦しんでいるのです。
この事が天国と地獄の発想につながったのです。
よく覚えておきなさい。
騙した者は結局、最後は苦しみ抜くようになるのです。
あなたが早くその者を許して地獄から救い出す必要があるのです。
そして騙した者を悪の道から神の世界に立ち戻るようにすることです。
はじめて私はインドに行ってババ様の講和を聞いたり、本を読んだ時に神々の中で争いがあったり、騙し合いがあったと聞いて、長年、クリスチャンとして神を信じてきた者にとっては、かなりのショックであったことを覚えています。
しかし、その後わかったことは、神とは唯一、絶対的なものではなく、宇宙に偏在する神聖な存在を神々と呼び、神々の中にも様々なステージがあり、決してすべての神が絶対的なものではないと知ることができました。
すなわち、ババ様の言うとおり、我々も神々の一部であり、より高い精神性を望んで生きているわけですから、たとえ生まれ変わることを終えた者であっても、高い存在の神々からみれば、発展途上の様々な霊たちもいるのであり、その者たちが争いを起こし、騙し合ったとしても致しかたないことであると考えるようになってきたのであります。
このテーマの中でババ様が伝えることは、騙し、裏切った者は結局、神の道から外れる者であり、騙され、裏切られた者はそのような者に引きずりこまれるのではなく、むしろそれらの者を救いあげなさいと言っているのであります。
あなたの目の前にいる人々はたとえどんな人であってもアヴァーター(神の化身)であり、そのように接しなさいとババ様は私たちに伝えているのであります。
そのことを完全に行なうことは、私にとっても現在の段階では不可能のように感じますが、でもやはりババ様のチャレンジをしっかりと受け止め、いつの日かそのようになりたいと願っております。
2012年8月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |